未定壱感想文

20080214 1部感想です。

大きなくくり、全体での感想としては、観れて良かった。めっちゃ笑た。です。



松原.がずっとやりたかった物がこれなのかというのを観れたと言う意味での観れて良かった。

細部での感想は座っているのがツライ時が何度かあった主に楽屋で展開されるお話での沈黙の間など。

あの間を楽しめるようになれば本当の意味での理解(?)が出来るんだろうなと思いますが、んー、そこまではちょっと分かりません。

トータルで観たら本当に楽しかったです。

松原.で商店街を闊歩しながらすーさんによるどじょうさん改造計画的流れとかめっちゃ楽しそうだなーと思いました。黄色いバンダナをチョイスしてくる当たりが面白かったです。

即興コントをする位しか事前知識が無かったので、最初楽屋の話から始まった事で既に全身タイツでの登場じゃないんだーと思いながら観ておりました。

即興コントは松原.だから出来るんであろう感じが出ていて(感じられて)それにプラスすーさんの言葉(単語)のチョイスがされているので「2tがくる」とか「生コンくる」とか、そういったチョイスが凄くすーさんっぽいなーと思いました。話の感じは痛いオッサンをたしなめる的感じの内容です。

何と言っても相当笑うたのは村上部長と渋谷君のコントです。『株式会社さぶ』って、社内メイルを送り合ったりお弁当作ってきてみたり、渋谷君のお見合い話に分かりやすい位動揺している村上部長であったり企画書が二人だけの社員旅行だったり。これ詳細なセリフを失念してしまって悔やまれるんですが、「書類にサイン(印鑑だったかも)お願いします」で婚姻届け(勿論二人の名前入り)が出るんですが、「国が認めなくっても俺が」的セリフが巧いなーと。結局回りにはバレていたというオチなのも分かりやすくて凄い出来上がってるなーと思いました。

2度程すーさんによる座長ばりのフライングktkrかと思いきや衣装が脱げてはげづらのすててこなおっさんが無気力に宙吊りになるってのがあるんですが、2回目くると分かっていても笑ってしまうんですよね。笑ってる自分嫌いじゃないとさえ思えてくるあの感じは凄い好きです。

Jを野菜に例えたその経緯や、言葉遊びをチョイスした経緯など、そのへんがどうなってるのか聞いてみたいと思ってしまいました。それを聞いてしまっても何もでないんでしょうが。このVを観ているとだんだんどじょうさんがこくぶん兄さんに見えて来た。同じく、少し大きいスーツを着ているすーさんを観ていると(MC特に)うちむらてるよしに見えて来た。何でだろう。

すーさんの電磁波倶楽部(でしたっけ)なモザイク映像、終始「もうええやろ」な感じ誰の舞台を観に来てるのか分からなくなる錯覚に陥ります。すーさんて、面白いですよね、本当に。言葉の選び方とか凄い好きです。

どじょうさんの落語、落語に慣れ親しんでないので凄い面白い!とまではいきませんでしたが、タイドラ観てる気分になりました。

松原.それぞれに質問がありそれに答えるんですが、どじょうさんのインタ映像中「すーさんにはくだらん質問なんやろーなー」と思ったらやっかしその流れでめっちゃ安心しました。面白い方向での安心感です。

楽屋でケンカの流れ、inamiはケンカが嫌い(というか苦手)で、ケンカをしている所に遭遇すると息を止めてしまう癖があり、若干呼吸困難に陥り掛けましたwめっちゃしんどかったんですが、両隣の方は泣いてらっしゃるしケンカしてるしでもう。泣きはしませんが、どじょうさんの独白の「12年やぞ!」に、あー、そうだよなーと改めて思いましたし、それに全てがこもっている(お二方はここを笑いの方向だと思ってらっしゃるみたいですが)と、OTK側からだと思ってしまいました。

最後、酒と泪と男と女@松原.が流れるんですが、映像の入り方とか、「笑て」「ボケて」「つっこんで」ってなっててw曲のチョイスはすーさんですよね。寝酒推奨委員のすーさんですよねw

MCがいつくるのか(ある事は知ってた)と思いながら観ていて『了』の字が出て「あれ?MCあったっけ?」と思ってんですが一番最後なんですねー。こういった舞台(コント的舞台)は観た事がないので他の舞台も最後なのかもしれませんが、凄い新鮮な感じがしました。ちょうどバレンタインデーでしたのでその話だったのですが、inamiは無類のすーさんの「しんだらええねん」担なんですが(あれはそうレイニー@ヘイ3)、このMCでめっちゃ「しんだらええねん」が出て何度も爆笑しました。ただ、クリスマスはキリストの産まれた日である事だけはどなたか教えてさしあげて下さい。ずっと「しんだひーやろう!何が楽しいねん!」っておっしゃられてたのでw



アンケートがございまして。

結局出された物を観る側でしかなく、作る事は出来ないので「今後どういった物が観たいですか?」の質問に散々考えた挙げ句「お二方がやりたいと思った事をやられて下さい。それが興味をそそられる物でしたらまた拝見させて頂きます。」と書いて帰りました。



兎に角、楽しかったです。巧い事言えないのが歯がゆいですが、あの感じはやはり観て見ないと分からないだろうし。『面白い』の定義も人それぞれなので何とも言えませんが、もう一回位は観たいなーと思いました。外れても爽やかに帰れる位の「もう一回位観たいなー」って感じです。良い意味で。